ハーレーといえばアメリカンタイプやツーリングタイプの印象を持つ人は多く、長距離のツーリングに向いているオートバイというイメージが有りますが、ハーレーには安定感のあるスポーティーなモデルもあります。
スポーツスターと言われるモデルで、一般的なものとは異なり小ぶりで取り回しがしやすいのが特長です。スポーツスターはその年式により2つのタイプに分かれています。
1996年から2003年までに生産された、リジッドタイプと呼ばれるものと2004年以降精算さえているラバーマウントタイプです。リジッドタイプはハーレー独特のトルク感を持っており、ボディが小ぶりで操作性が高いのが特長です。
但しエンジンがフレームに直に取り付けている形のため振動が大きいのが欠点で、長距離のクルージングには向かないというデメリットが有ります。
ラバーマウントタイプはリジッドタイプの欠点である振動を抑えるためにエンジンをラバーを介してフレームに取り付けているのが大きな特徴で、ボディサイズを大柄にすることにより安定感を高めています。
大柄になった分取り回しが不便になっている部分が有りますが、高速クルージングなどには非常に向いているモデルと言えます。